
キリンの「氷結レモン ストロング」の記事を書いたのが2008年5月。
・氷結レモンSTRONGの登場で缶チューハイのアルコール度数戦争勃発じゃないか?
その後、静かなアルコール度数戦争が展開されていましたが、
この年末に限定品ながら頭ひとつ飛び出す商品がリリース。
そんなわけで、ウェブゲームとは全く関係がないですがw
氷結ストロング以降のチューハイアルコール度数考を
まとめてみたいと思います。
先日、限定送品ながらも遂にアルコール度数12%という
怪物コンテンツがリリースされました。
それが「-196℃ストロングゼロスーパーショット」

サントリー「-196℃ ストロングゼロ スーパーショット」
200ml 12% 141円
早速飲んでみましたが、結構ストレートにアルコールの味がします。
アルコールは強烈なのですが200mlと量が少ないため、
トータルの酔っ払い感は「氷結ストロング」の350mlとあまり変わらない感じ。
がぶ飲みしてサッと酔っ払いたい家飲みドランカー的には
量的にも酔的にもなんか物足りない。
かと言って2本飲むと300円弱。高え。
そう、氷結ストロングリリース以降のアルコール度数戦争には
価格というパラメータが大きく影響を与えていたのです。
つまりアルコール単位量あたりの価格はいくらか、ちょっとみてみましょう。
チューハイに含まれるアルコール量については、
下記サイトを参照すると、量に度数をかけてmlでだしてやれば良いことがわかります。
・アルコール摂取量計算
そんなわけで、ストロングゼロスーパーショットのアルコール量を
計算すると、200(ml) * 12(%) = 24(ml)。価格が141(円)なので
1(ml)あたりの価格は 141(円) / 24(ml) = 5.875(円/ml)。
それじゃ他のチューハイはどうなのか。
まずは、強アルコールチューハイのフラッグシップ
「氷結レモンストロング」。

キリン「氷結レモン ストロング」
350ml 8% 148円 ・ 500ml 8% 201円
350(ml) * 8(%) = 28(ml) , 148(円) / 28(ml) = 5.286(円/ml)
500(ml) * 8(%) = 40(ml) , 201(円) / 40(ml) = 5.025(円/ml)
なんと、単位アルコール量あたりの価格では
氷結ストロングの方が安いじゃないですか。
ガブガブ飲んでいい具合に酔っぱらえる僕の家飲み適量は
氷結ストロング500mlなので、つまり40mlのアルコールを
如何に低価格、大量に取得するかが大切なわけです。僕にとっては。
さて、氷結ストロング以降、度数9%の製品も
いくつかリリースされていました。そんな中のひとつ、
コンビニ限定「スパークス」はどうでしょう。

アサヒ「スパークス」
350ml 9% 148円 ・ 500ml 9% 201円
量と価格が氷結ストロングと一緒で度数だけが高いわけですから
当然、単位アルコール量あたりの単価は安くなります。
350(ml) * 9(%) = 31.5(ml) , 148(円) / 31.5(ml) = 4.698(円/ml)
500(ml) * 9(%) = 45.0(ml) , 201(円) / 45.0(ml) = 4.467(円/ml)
なんと、1mlあたり5円の大台を見事に割ってます。
そんな9%商品すげーなのですが、
なぜか8%の時のような衝撃はありませんでした。
その理由がローソンストア100などで販売されるようになった
350ml8%で100円前後の低価格商品の登場です。
うちの近所にローソンストア100があるので、
僕はこの「チューハイレモン・エイト」を愛飲してます。

ローソン「チューハイレモン・エイト」
350ml 8% 105円 ・ 500ml 8% 142円
350(ml) * 8(%) = 28(ml) , 105(円) / 28(ml) = 3.750(円/ml)
500(ml) * 8(%) = 40(ml) , 142(円) / 40(ml) = 3.550(円/ml)
アルコール1mlあたり4円の壁を華麗に乗り越えるこの価格設定。
もちろん酔いは9%製品の方が上ですが、毎日飲むのであれば、
やっぱり価格が気になるところ。
次の日休みで今日はガッツり酔っ払うとか、
今日は頑張ったからご褒美みたいな時以外は、
すっかりチューハイレモン・エイトの500mlが定番となっています。
そんなチュウハイアルコール度数戦争ですが、
とんでもない商品が登場しました。実は個人的には
こっちの方がスーパーショットよりインパクト強かった。
チェリオの「チューハイレモン・メガ」。

チェリオ「チューハイレモン・メガ」
700ml 8% 168円
700(ml) * 8(%) = 56(ml) , 168(円) / 56(ml) = 3.000(円/ml)
なんとアルコール1mlあたりジャスト3円!
700mlという量は普段の家飲みにはちょっと多いですが、
ガッツり気分の時には最適。
実はローソンのチューハイレモン・エイトも製造はチェリオ。
そんな家飲みがぶ飲みベロ酔い系の人間のハートを鷲掴み中の
チェリオですが、何故かオフィシャルな商品ページがない。
そんないい加減なところも含めて魅力の商品ですw
そんなわけで、アルコール度数戦争は単純な度数ではなく、
単価戦争にシフトしているのでした。
最後に今回紹介したチューハイを一覧にしておきます。
これからこの表にどんな商品が追加されていくのか楽しみですね。
-196℃ストロングゼロスーパーショット | 12% | 200ml | 141円 | 24.0ml | 5.875円/ml |
氷結レモン ストロング | 8% | 350ml | 148円 | 28.0ml | 5.286円/ml |
氷結レモン ストロング | 8% | 500ml | 201円 | 40.0ml | 5.025円/ml |
スパークス | 9% | 350ml | 148円 | 31.5ml | 4.698円/ml |
スパークス | 9% | 500ml | 201円 | 45.0ml | 4.467円/ml |
チューハイレモン・エイト | 8% | 350ml | 105円 | 28.0ml | 3.750円/ml |
チューハイレモン・エイト | 8% | 500ml | 142円 | 40.0ml | 3.550円/ml |
チューハイレモン・メガ | 8% | 700ml | 168円 | 56.0ml | 3.000円/ml |